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坂本孝司の経営雑記帳

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画期的、武田隆二著『最新 財務諸表論』(第11版、中央経済社)2008:08:05:11:54:49

 武田隆二教授(愛知工業大学客員教授、経営学博士、神戸大学・大阪学院大学名誉教授、TKC全国会最高顧問、前会計研究学会会長、元簿記学会会長)の『最新 財務諸表論』(中央経済社)は、会計学の専門書の中で最も売れていると言われています。今年同書が改訂されて、第11版として出版されています。
 今回同書を見て驚きました。従来わが国の(おそらく先進国の)会計学の専門書には用いられていなかった、「中小企業の会計」「記帳の重要性」「税理士」「税理士による巡回監査」「税理士法による書面添付」「情報センター」などの用語が、数多く採用され、精緻に解説されています。
 従来の会計学の研究対象は、株式公開会社を対象としたものばかりで、「中小企業会計」、「記帳」、「税理士業務」は無視され続けてきました。ここに至って、わが国会計学最高峰の武田先生によって会計のパラダイムが大きく転換された、と言っても過言ではないでしょう。
 少なくとも、会計専門職に就く者は、同書を一読すべきです。そして、その学問的裏付けをもって、クライアント企業に一層の会計指導を展開すべきであると思います。

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