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日本簿記学会の全国大会で発表させていただきました(その2)2008:09:09:17:28:15
日本簿記学会の統一論題は「複式簿記の機能と本質-業種、規模のちがいから多角的に考える-」でした。
一日目は、原田満範教授(松山大学)の司会のもとで、農業簿記に関して二人の報告の後、私が「中小会社における帳簿の意義と役割」を報告し、甲南大学会計大学院長の河崎照行教授が「中小会社における簿記の意義と役割」を報告されました。事前に武田隆二先生から「あなたの持ち味を生かして、いつもどおりに」とアドバイスを受けていましたので、「会計で会社を強くする」、「税理士を積極的に活用する」という視点から報告させていただきました。河崎先生は理論的に中小会社における簿記・会計の果たすべき役割をご報告されました。二日目は、前日の報告をもとに、コーディネーターの松本敏史教授(同志社大学)と泉宏之教授(横浜国立大学)のもとで、大会に参加された先生方からのご質問にお答え致しました。
画期的だと思われたのは、大会の締めくくりとして、原田満範教授・松本敏史教授・泉宏之教授が異口同音に、「従来から簿記学会の研究の方向性に関して行き詰まりを感じておりましたが、この全国大会で研究の方向性が明確になりました」、「簿記学会は、従来から大企業・株式公開企業を研究の対象としてきましたが、今後は、日本の企業の99%以上を占める中小会社における簿記・会計の役割にも焦点を当てていくべきであると思われます」という趣旨のご発言をされたことです。
日本簿記学会の全国大会は、こうした簿記・会計研究の大転換を目の当たりにした二日間でした。
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