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世界的な金融危機と会計のグローバル化(4)2008:11:05:09:49:50

 驚くべきことに、グローバルスタンダード化のポイントであった「時価会計」を、その提唱者であるアメリカが一部凍結を宣言し、わが国も時価主義会計の一部凍結をこの9月の中間決算期から行うことになりました。
 なんという変わり身の早さ。節操がないとしか言いようがありません。平成14年3月から開催された中小企業庁の「中小企業の会計に関する研究会」で、会計のグローバル化を錦の御旗にして「時価主義導入」の論陣を張った、多くの学者や委員の方々はどのようにして今回の事態を見ているのでしょうか。私たちは少数派でしたが、同研究会で「行きすぎた時価主義は問題である。中小企業には時価主義ではなく、取得原価主義が適切である」と主張しました。その頃は、こんなに早く「事の是非」が明らかになるとは、考えてもいませんでした。

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