訪問インタビュー

株式会社 エムアルファ技研
事業内容 産業用ロボット製造業
所在地 〒434-0004 浜松市浜北区宮口207-7
TEL&FAX TEL. 053-582-3100  FAX. 053-582-3101
資本金 32,000,000円
従業員数 43名
URL http://www.m-alpha.co.jp
お話し 代表取締役 鈴木 昭男 様
(担当監査職員 CS1課 諏訪 勝)
株式会社 エムアルファ技研

これまでの歩みを教えてください。

1984年に開業、1987年11月に法人化しました。私達は、マシニングセンタから産業用ロボットまでその周辺を含めて製造できる広範な技術力を保有しています。
既成の産業用ロボットは、ユーザーの多様な要求に応えられない実態があります。私達は、そこに弊社の強みを発揮できることに着目して、新しいロボット分野を開拓してまいりました。お客様の計画を十分お伺いした上で、既成品と違う斬新な視点で見直し、最も効率の良い仕様のロボットを提案することに努力しています。その目標は、無理と無駄のないトータルコストダウンを達成する事に尽きます。
これまでの開発実績から「エムアルファ技研ならやってくれるはず」と、ご相談を頂くことが多くあります。いわゆる営業マンはおりませんが、対応力の強みを発揮し、大企業をはじめとした多くのお客様の信頼をいただいてきました。

経営(営業)方針・これからの展開をお聞かせ下さい。

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最近開発した“オートドリル”は、主に熔接職場の省力化によるコストダウンを目的としています。取り付け板などに穴加工するときは、位置の罫書き→打刻→モミ付け→ドリルの工程で加工しています。しかし、このケガキ方式は作業時間が掛かりますし、穴の位置が正確に加工できません。

従来の解決方法の一つにマシニングセンタがありますが、高価であるだけでなく、誰でも操作できる機械ではありません。
そこで、ボール盤と同様に、職場全員が使いまわせるオートドリルを開発しました。オートドリルは、タッチパネルを活用することで、操作を簡単にした画期的なマシンです。すでに導入された企業では、時間短縮でコストダウンになり、しかも正確な位置に穴加工ができるので、無駄なコストを浪費しないで済むようになりました。客先からは、品質を評価されるようになり、仕事量も増えているようです。「オートドリルは、今までのものと比べ物にならない」とまで好評をいただいています。 一方で、「投資する資金がない」「ボール盤で加工できるから」と検討すら否定する人もいます。
少人数の熔接業であったとしても、経営改善のためには、生産技術という考え方を強化して職場改善と有効な設備投資が不可欠と思います。私達は、「オートドリル」をお勧めするにあたり、損益分岐点説明書を提示して、客先の納得をいただく努力をしています。これは、「会計で会社を強くする」の応用を実践するものと考えております。

大企業との取引においては、小規模な会社は、色んな意味で“いい加減”で“弱い”というイメージを持たれる事もあります。弊社が、必ずしもその通りとは思えません。むしろ弊社の強みを理解していただくことに努力しています。新しい客先には、東北地方などの遠方からでも訪れていただく様にお願いしています。そして、当社が信頼できる会社であるか、お客様自身の目で判断していただくことにしています。
私達は、弊社の社屋全体の“整理・整頓・清掃”の状態が、業務全体の質を表していると思っています。それから、設計の管理状態、工具の管理状態、生産管理の状態を説明させていただいています。
以上を通して、弊社がISOの認証取得以上に適切な管理がされている事を納得していただけるようにご説明しています。
「少数は精鋭化する」に磨きを掛けて、状況に応じて機動的に開発力を発揮していきます。

平成元年から関与させていただき、翌年の決算から連続して“書面添付”をされていらっしゃいます。とても素晴らしいことだと思います。

“書面添付”は、決算書の品質証明書と考えます。書面添付できない決算書は、税理士が、領収書の真偽を監査できないと言う事であって、不正な経費計上がありますと言っているようなものです。腐敗した政治には失望していますが、その様な社会であるからこそ、税務行政は、適正に書面添付されている納税申告書に敬意を示すべきでしょう。法人の善意に頼るだけでなく、特典を与えてでも啓蒙することが、必要ではないでしょうか。書面添付の出来ない決算に対しては、税率加算をしてバランスを取れば良いと思います。そうすれば、税務行政の公平に近づきますし、スリム化にも有効と思います。私達は、経営的見切りを間違えないために、収入と支出を会計しているつもりです。ロボット製造も会計も同じ姿勢で誠実にやっていきます。

インタビューを終えて

鈴木社長と奥様は、以前から当社のセミナーに必ずご出席いただいております。向上心を持ち続けていらっしゃる経営姿勢は、すばらしいと思います。/川合

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