訪問インタビュー

株式会社 TRINC
事業 除塵器、除電器、静電気除去装置の他 FA・OA・HA関連の様々な機器の開発
所在地 浜松市西区大久保町748-37
TEL&FAX TEL. 053-482-3411 FAX. 053-482-3414
ホームページ http://www.trinc.org/
お話し 代表取締役社長 高柳 眞 様
(監査担当者 CS2課 戸塚 智史)
株式会社 TRINC

これまでの歩みを教えてください。

前職会社のFAX受けて事業撤退を独立しました。創業時は、ファクシミリや携帯電話といった通信機器の開発を志向していましたが、ほどなく製造業の海外移転が進み技術開発の空洞化も始まりました。専門領域だけでは限界を感じ、ビジネス・ウィングを拡げることでオリジナルの自社製品が持てるのではないかとの期待もあり、「何でも開発します業」へと転換しました。多様な開発ニーズが舞い込んできた中で、『除電器開発』との出会いがありました。

製造現場で静電気が引き起こす障害や災害は、半導体の絶縁破壊・過電流による焼損、ホコリの付着による不良、静電気スパークによる爆発事故等千差万別であり、どんな分野や業界でも静電気問題を抱えています。原因となる静電気を除去し、不良の低減や歩留を改善するためには、除電器(イオナイザー)を使用して静電気を中和する方法が一般的ですが、従来の除電器では、すぐ故障する、効かない、危険、火災につながるなどの問題点がありました。

これらの問題点を一つ一つ丹念に分析・解決していく中で、新たな静電気・ホコリ対策の方法を発見し、業界初の「無漏電構造」ほか数々の特許を取得、開発特化型メーカーとして除電器を販売してきました。今日、大手自動車メーカーをはじめ、多くの企業から支持を得ています。

これからの展開をお聞かせください。

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昨年12月から、ベトナムのハノイ、ホーチミン、タイのバンコク、中国の大連等、現地にいる日本人を対象にセミナーでの啓蒙活動を行ってきました。エレクトロニクスの世界は猛烈な勢いで進化する中、今尚、日本のみならず世界でも静電気対策に対する誤った認識が常識となっています。セミナーに参加された企業の社長からは、「目からウロコでした。さっそく今の設備投資計画を凍結し、練り直します。」とおっしゃっていただき、その後その企業からは製品の発注依頼がありました。今後もTRINCが説く新たな静電気とホコリ除去理論を啓蒙していきたいと考えています。お客様のご理解が、商品需要にそのまま繋がるのです。

経営方針についてお聞かせください。

利益追求だけのために、ただ、製品とパンフレットを持ち込んで何が何でも売り込むのではなく、まずはお客様に静電気について理解してもらう事を第一としています。静電気は目に見えないモノなので、なかなか言葉では伝えにくいのですが、試行錯誤しながら、お客様に効果を確認してもらい、納得されるまで徹底的に支援します。

また、どんな時代にも対応できる企業にすべく、枠にとらわれず、年齢が上がっても、溌剌とした若い気持ちを持ち続けるように社員一同心がけています。

月々の巡回監査及び書面添付について一言お願いします。

会計はできるだけ厳しく、堅実に取り組んでいます。一企業として、利益を上げて納税するのは当たり前の事で、節税は社長の責任だと思っています。社内の判断では甘さがあるので、第三者の税理士に見てもらうことで安心感があります。以前見ていただいていた税理士さんが勇退されるにあたりご紹介していただきましたが、今では坂本会計さんしかないと全幅の信頼をしています。しっかりとした基盤を作ることは大前提だと思います。

インタビューを終えて

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平成18年経済産業大臣より、第1回「明日の日本を支える元気なモノ作り中小企業300社」で受賞、平成22年には浜松市より第1回「浜松ものづくりマイスター」に認定されるなど、数多くの受賞歴をお持ちです。厳しい経済環境の中、TRINC様のような高度なモノ作り技術が地域経済を活性化しているのではないでしょうか。静電気問題で悩まれている企業様、ホームページ(http://www.trinc.org/)では製品の紹介等もされていますのでご覧下さい。「静電気とホコリのドクター」としてのプロ意識が感じられるインタビューでした。/山田

※はままつ広報7月5号特集にて掲載。
浜松市ホームページ、ものづくりマイスターでもご検索いただけます。

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