訪問インタビュー

株式会社 ISK

株式会社 ISK

事業    スポーツカート場の運営管理 ジュニアカートスクールの運営管理

事業所  クイック浜名・ジュニアカートスクール(浜松市西区佐浜町)
     舞洲インフィニティサーキット(大阪市) スポーツカート阪奈(奈良県)

TEL    クイック浜名・ジュニアカートスクール TEL:053-485-6001
               舞洲インフィニティサーキット TEL:06-6466-2022
     スポーツカート阪奈 TEL:0743-75-5757

お話    社長 池田 龍郎 様
     (巡回監査士 山崎 雅信)

これまでの歩みを教えてください。

1997年の9月創業。何とかやっていけそうに思う!漠然とした裏付けのない確信から始めました。始めてから不思議な現象に驚き、その正体を知るのに1年も要しています。「走行を終えた時、全てのお客様の表情がぱーっと輝きを放つ、お帰りになる時、95%のお客様が何らかのアクションでさよならをされていく」
楽しいから、面白かったからには違いないが、ほとんどのお客様がそのようになるのを説明するには、合点がいかなかった。1年かけてようやく見つかった答えが「達成感」です。この時にISKの事業理念が生まれました。
「より多くの人に感動と達成感を提供する」
人生でどれほどの回数、能動的な達成感を手にすることが出来るだろう?この事の凄さに気づき、以来、お客様の深層心理を研究し、マズローを鑑にして、接客理論を積み上げていきました。同時に、従業員にISKの仕事の社会的価値を伝え、自負を持ってもらえるようにしてきました。
2003年12月 舞洲インフィニティサーキット オープン
2008年 3月  スポーツカート阪奈 オープン

経営方針と事業構想

事業規範:全従業員の物心両面の幸福を追求し、お客様に最高のサービスを提供します、
企業価値を高め、社会の進歩発展に貢献します。
モータースポーツの価値はその本質が「マインドスポーツ」であり、「フィジカルスポーツ」であること。原動力はエンジン!身体能力や運動神経の良しあしに関係なく、エンジンの出力を利用してマインドを駆使してマシンを操るスポーツ。コーナーでは横Gが掛かるが、この正体は重力の変化です。体重の倍近くもの重力がかかり続けることから、その耐性としてフィジカルを使うので、知らず知らずのうちに筋肉が強靱になっていく。他のスポーツは身体能力が高い人、そのスポーツに適した肉体を持つ人が圧倒的なアドバンテージをもつことが出来るが、反面、それらを持たない人にとっては、時に苦痛だけがともなうものになりかねない。モータースポーツは多くの人に「出来る!」「もっと速くなれる!」ことを確信させることが出来るスポーツです。その裏付けは、その日走り切った、限界まで遣り切ったことから得た「達成感」にあります。
ネットショッピングのマーケット拡大は、ショッピングモールの脅威、最大のライバルです。ショッピングモールは物を売るだけの場所から「事・時をつくる」場所に変貌することを求められています。ISKが展開するスポーツカート事業は、まさしく「事・時つくり」をするコンテンツです。集客力のあるショッピングモールでの事業展開を広げていきます。同時に多くのショッピングモールは、住宅地が近接していることから、騒音を静音にする必要が高まることは明らか、先だって、電動カートの開発と導入に取り組んでいきます。ショッピングモールへの出店が順調に進めば、その先は、インドアでの営業にも取り組んでいきます。

月次巡回監査と書面添付についてお聞かせください。

「会計が会社を強くする!」会社の健康診断をして、状態をきちっと把握しておくことは、とても大事です。私たちがやることは何も変わらないのに、会計事務所が申告書のクオリティを高くしてくれる“書面添付”に感謝しており、すごいことだと思います。できるだけ経費は押さえて利益を出し、お客様にも社員にも還元、社会に対しても税金をしっかり払っていきます。

インタビューを終えて

「そこにいるお客様の心理がわかれば、やれることは決まっている」 池田社長の方針はスタッフにも浸透しており、初めてのスポーツカート場で、ドアを開けられず躊躇しているお客様へは『柔らかい笑顔』で、スタッフが外まで出迎えてくれます。一般には馴染みの薄いスポーツカートですが、お客様目線の対応が行き届いた『ISK』で“感動と達成感”を是非ご体感ください。/川合