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訪問インタビュー

古山精機 株式会社 PT.KOYAMA INDONESIA(インドネシア現地法人)

古山精機 株式会社 PT.KOYAMA INDONESIA(インドネシア現地法人)

事業    四輪・二輪他、輸送用機器向部品の製造

所在地   磐田市宇兵衛新田37
TEL&FAX TEL:0538-55-0711 FAX:0538-55-0720

ホームページ  http://www.koyama-seiki.co.jp/

社員数  本社180名 インドネシア法人180名

お話   代表取締役会長 古山 勝彦 様
     代表取締役社長 古山 雅都 様
     (巡回監査士 小島 善洋)

これまでの歩みを教えてください。

1970年、精密研磨をメイン業務として“古山製作所”を創業し、1972年“古山精機株式会社”に改組、輸送用機器部品の生産を開始しました。地元で他社の仕事を奪うことは避けたいと思っていたので、競合の少ない新分野を常に開拓し、ノウハウを蓄積してきました。大手企業からの委託生産や、特許を取得した製品開発など、基幹産業から必要とされる企業を目指して技術を磨き、お客様から高い評価をいただいています。

大手企業の海外進出に対応するため、2002年インドネシアに現地法人を設立しました。国内工場では四輪車部品が中心ですが、インドネシア法人では二輪車部品を製造しており、現地社員が大半です。品質を保つための高性能機器を導入し、簡単な調整で高品質の製品を供給できます。常に作業効率アップに努め、1人当たり生産台数は、設立時と比べ2倍に向上し、さらにグローバルなニーズに応えられる体制を確立いたしました。

経営方針とこれからの展開をお聞かせください。

経営方針とこれからの展開をお聞かせください。

当社の技術力を生かした、オートマチックやCVTなどのトランスミッション製品の受注が好調で、国内においても好業績を維持していますが、今後、電気自動車へ需要が移行した場合、自動車の部品構成が大きく変わりますので、安定した事業基盤を確立し続けるため、基幹産業から要求される技術を素早く察知して開発し、積極的に分野を広げていかねばなりません。

我々の生命線である品質管理は特に重視しています。お客様は約20社と多く、各社ごとの要望が多岐に渡り、対応する部署がそれぞれ異なり大変ですが、全てのお客様にご満足いただくため、部署ごとに工夫を凝らした管理体制を敷いています。

本社には、今期もかなりの投資をしています。本社をマザー工場とし、国内で新しい仕事を獲得しながら、開発した最先端技術を生かし、インドネシアだけでなく更にグローバル展開していきます。

書面添付と月次巡回監査についてお聞かせ下さい。

坂本&パートナーに関与をお願いした当初は、書類の多さにとても驚きました。これだけの書類を備えれば、税務署も調査の必要はないだろうと思えるくらいの量ですね。今後もFX4を活用しながら、ルールに基づいた会計を行い、正確な業績を把握していきます。

インタビューを終えて

創業者 古山勝彦会長の経営理念は、後継者の古山雅都社長へ受け継がれています。常に最先端技術に挑戦し続ける積極的な経営姿勢と盤石な管理体制が、グローバルな躍進を支えていらっしゃるのだと思いました。/川合